博士課程1年の須藤です。
まずは今般の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染により亡くなられた方々、ご遺族に謹んで哀悼の意を捧げますと共に、現在も闘病中の患者さま、対応にあたっていらっしゃる全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。
このコロナ禍で皆様の生活も一変したかと思います、この東京大学での活動も4~6月中はかなり縮小され、例年行っていた五月祭でのパビリオン展示も五月祭中止(延期開催も検討されているようですが……)により無くなってしまいました。また学会等も中止になり研究室メンバーの交流はかなり制限されておりました。
しかしながら研究・教育活動はなんとかオンラインで続けようと努力して参りました。普段のゼミはオンラインで行っております。オンラインでのゼミは遠方に住むの社会人学生の方も参加しやすく、けがの功名といったところでしょうかね。
学生実験もオンライン上で実験の動画を見せ、受講者にデータの処理方法を指南しながら行いました。初めての試みながらTA・教員の多大な労力でつつがなくオンラインでの学生実験を終えることができました。
またしばらくは新しく入ったメンバーを交えての歓迎会も行われないままだったのですが、6月に入ってSpatial chatというソフトを用いてオンラインでの懇親会を行いました。
このように学内の活動が制限されながらも、なんとか普段の活動に近づいていけるように、また活動が再開したあとに復帰ができるようにしてきました。
今週から学内の活動が緩和されつつあり、研究室に人が少しずつ来るようになりました。完全に元通りとはいかなくても、できるかぎり例年と近い状態に戻していけるとよいですね。