木質材料学研究室

五月祭コンペ

2018/04/17 カテゴリー: blog , 五月祭

初めまして、M1の稲田です。新年度初の投稿を担当させていただきます。
今年度から研究室メンバーが増え、机の配置変えと大掃除を経て生まれ変わった研究室で活動しています。

4/16日(月)は五月祭(5/19,20)に展示する仮設構造物のコンペが行われました。毎年行われているこの五月祭の展示企画は、研究室メンバーから設計者と棟梁を選出し、建方を総出で行う研究室の一大イベントです。
今年のテーマは「面材を主体としたおしゃれな屋根つき休憩スペース」という自由度が高いものでした。22人が模型を作ってプレゼンを行いましたが、それぞれ方向性の異なる多様なアイデアが見られました。
独断と偏見で一部を紹介します。

 

MDFのたわみを利用し、人が通ると鈴が鳴るという奇抜なもの

断頭台みたいですね。

 

B4は初出場ながらとてもいいものを作っていました。

 

修士以上の新メンバーも素敵なものを作っていました。

 

連日の作業でおかしくなり、模型を電子レンジに突っ込んで丸一日分の努力が水の泡になった人もいます。

折半構造により壁と天井がゆるやかに入れ替わる不思議な空間です。

 

決勝戦

5人が決勝に進みました。左から、M2三宅さん、D1中さん、M2篠宮さん&杉野さん、B4早川くん、M2瀬口さんの模型です。

その中から実際に展示されることが決まった1位と2位の紹介です。

 

2位  M2 三宅さん

“Casa”…スペイン語で「家」
家のようにくつろげる空間と番傘のような形がコンセプトです。

設計者と棟梁のコメントです。
三宅「4年生のときに考えた案を改良して、2年越しの当選が叶いました。五月祭とギャラリー展示を盛り上げます!みなさん見にきてください。」
棟梁 須藤「責任をもって設計者の思い通りのディテールを作っていけたらと思います」

1位  M2 瀬口さん

面材をねじって組み合せ、アーチを形成しています。シンプルながら斬新なアイデアです。

設計者と棟梁のコメントです。
瀬口さん「ぶちかます!!」
棟梁 林「瀬口さんを公私共に支えていきます」

 

二方とも過去に惜しくも敗退した経験により腹の底にどす黒いものを抱えながらの出場でしたが、晴れてコンペを勝ち取りました。

私、稲田もコンペに出場しましたが、腹の底にどす黒いものを抱える結果となりました。

 

二班は早速実施設計に入り、部材発注の準備等を行っています。

ところで、今回の五月祭展示は表参道のギャラリー5610に移設が決定しています。

5月18日(金) 建方
5月19日(土)、20日(日) 弥生キャンパスにて展示
5月21日(月)~ 表参道のギャラリー5610に移設、展示

という日程となっております。
どちらもぜひ見に来てください!

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